壊れる

今年は色々なものが壊れる。

 

泳いでいるとき、無理な動作で水を掻き切って広背筋を痛めたのは4月。

 

自転車で青森まで行った際、前傾姿勢を取り続けて首の神経を痛め、指先がしびれることになったのは5月から。

 

横浜トライアスロンのバイクパート、開始500mで金属を踏んでバイクがパンクして以来、パンク癖が治らず、結局タイヤ交換に。

 

きちんと蓋をしていなかったせいで、ばあちゃんからもらったらっきょ漬をガラス瓶ごとダメにしたのが8月の頭。

 

急冷させようと思って冷凍庫に少しだけ保管しておくつもりが、取り出し忘れて自壊させてしまったのは冷茶のガラス瓶。

 

夏休み前日に大田市場で転んで粉砕したのはiphone、痛めたのは右の手のひらと左の膝。

 

何かが壊れるたび、補修にはお金と時間がかかって、乏しい暮らしの余裕がますます失われていく。そして、生じた焦りが次の破壊の引き金を引く。頭ではわかっているのに、抜け出せない。